バニュルスワインが美味しい!食前酒や食後酒として飲まれるフランス南部のワインを解説

みなさん、こんにちは!

最近ハマっているワインがあります。

バニュルスワインをご存知ですか?

フランスに住み着いて10年になりますが

この夏叔母の家で初めて飲みました🍷

わたし

甘いのが特徴的で、ポルトガルのポートワインに近い味💡

夫も初めて飲んだと言っていました😌

もくじ

バニュルスワインが美味しい!食前酒や食後酒として飲まれるフランス南部のワインを解説

バニュルスは

フランス南部ルシヨン地方で

生産されるワインのことです。

どんな特徴があるのでしょうか?
出典:Figaro vin /Cap Vintage

AOCラベル付き、南フランスの特産品

スペイン国境近くに位置する

バニュルス=シュル=メールと

その近隣3つの村で作られるワインです。
※3つの村
セルベール
コリウール
ポール=ヴァンドル

A.O.C(Appellation d’Origine Controlée)制度によって保護されてます。

A.O.Cとは原産地名称保護制度のこと。

特定の地域で生産される製品の品質や

特性を守るための制度です。

ワインやチーズによく使われます。

バニュルスワインと名乗るには

A.O.Cによって定められた規定をパスしなければいけません。

甘口天然ワイン

バニュルスは

主にグルナッシュ・ノワールという品種を使って作られます。

グルナッシュ・ノワールとは?

中世のスペイン(アラゴン王国)由来のブドウ。

甘く濃厚な味わいを生み出す赤ワインの品種。

スペインの巡礼

サンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼者が

スペインからフランスに持ち帰り

フランス内に広まったと言われています。
出典:Cépage Figaro vin

わたし

地中海の太陽をたっぷり浴び

十分に成熟したブドウを使用しているんだって!

バニュルスの作り方

発酵中のブドウに

ブランデーなどのアルコールを加えて

発酵を止める「ミュタージュ」という手法で作ります。

この製法によってブドウの天然糖分が

そのまま残り、甘く味わい深いワインになるのだそう。

バニュルスには

赤の他にも白とロゼもあります💡

バニュルスワインの種類

バニュルスには主に3つの種類があります。

バニュルス・トラディショネル
(Banyuls traditionnel)

☆50%以上のグルナッシュ・ノワールを使用
☆熟成期間10ヶ月以上
☆ナッツやカラメル、ドライフルーツの風味

熟成中に色味が

赤から琥珀色に変化します。

バニュルス・リマージュ
(Banyuls Rimage)

☆熟成期間12ヶ月以上
☆果実味が強くフレッシュな味わい

ブドウを発酵させた後、短期間で瓶詰めされ

酸素に触れない状態で保存されます。

バニュルス・グラン・クリュ
(Banyuls Grand Cru)

☆75%以上のグルナッシュ・ノワールを使用
☆熟成期間30ヶ月以上
☆赤ワインのみの生産

より洗練された味わいです。

その他

バニュルス・ランシオ
バニュルス・ブラン(白)

アペリティフやデザートワインとして飲まれる

叔母の家では

食前酒(アペリティフ)として

飲んでいました。

甘く、濃厚な舌ざわりにハマってしまいました😆

適した温度は9℃〜12℃。

冷蔵庫で冷やして飲むのがおすすめ。

チーズやデザートとも合うことから

食後酒(デザートワイン)としても楽しめます🍷

チョコレートや果実系のデザートと相性抜群です。

一度飲むと癖になるバニュルスワイン。

ぜひ試してみてください!

それではまた!

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