みなさん、こんにちは!
やっとパリも暑くなってきました!
パリの夏ってどんなイメージがありますか?
最近は温暖化のせいか
「カニキュル(Canicule)」といって猛暑の日が多いんですよ。
35度を超える日が増えてきました💦
しかしパリのアパルトマンは
エアコンがついていない!!!
一昔前までは夏でも快適に過ごせていたので
エアコンがなくても問題がなかったんですよね。
そこで今日は
・フランスでエアコンが普及しない理由
・エアコンなしで夏を乗り切る方法4選
についてお話しします!
なぜパリのアパートはエアコン設備がないのか?
どうしてパリのアパルトマンにはエアコンがないのでしょうか?
結論から言うと
エアコンの取り付け工事が難しいからです。
工事の許可が必要
エアコンの設置工事を行うためにはパリ市の許可が必要です。
パリの建物は数世紀前に建てられ、多くは文化財に指定されています。
費用が高い
例えば100平米のアパート用にエアコンを設置する場合
12,000〜16,000€がかかります。
※日本円 約205万〜274万(1€=171円計算)
※2024年6月25日現在
高すぎる!!😵
毎年カニキュルの時期は変わりますが
だいたい1週間ほど続きます。
1週間のために高額な工事代を払うのは
少し考えてしまいます。
パリでエアコン設置するのってハードルが高いんですね💦
これは普及しないわけです。
猛暑対策4選〜エアコン設備なしアパートでも暑さを乗り切る!〜
ではパリジャン・パリジェンヌは
どのように猛暑を乗り越えるのでしょうか?
我が家でも取り入れている
カニキュル対策をご紹介します!
シャッター・窓の全閉
35度を超える猛暑の日は
絶対にシャッターと窓を開けてはいけません。
部屋の電気も消す!!!
それだと何も見えなくなるよ…😅
夫が言うには
電気からも熱が発生するから
消すほうが良いみたいです。
しかし
真っ暗だと生活できないのでほどほどに😅
水スプレー
必需品です!!!
カニキュルの時期になると
スーパーや薬局に並びだす
「Brumisateur (ブルミザトゥール)」
つまり水スプレーなのですが
体全体にかけます。
水が蒸発して
一気に体が冷えるんですよね!!
2023年息子が生まれた日も
暑かったんですよ。
それなのに産院は冷房がなかったんです💦
10分おきに水スプレーをかけていましたね😆
観葉植物を置く
観葉植物って葉から水分が出るんです。
周りの空気を冷やす効果があります!
大幅に温度を下げるってことではなく
体感温度が下がる効果がある
ということです💡
扇風機・ポータブルクーラー
それでもどうにもならないほど暑いときは
家電に頼るしかありません😅
フランスにも扇風機はありますし
それに加えて
ポータブルクーラーというのがあるんですよね!
ただ日本のクーラーとは
外見も使用方法も違うんですよ。
こんな感じです!
我が家にあるのは友人に譲ってもらったもの。
かなり古いタイプなので見た目がゴツい…!
そしてダクトホースはですね
窓に挟んで、空気を外に出します!笑
最近フランスでは
このポータブルクーラーを購入する家庭が増えています。
耐えがたい暑い日がそれだけ増えてきているんですよね😰
まとめ
エアコンがないアパルトマンでの
猛暑対策を紹介しました!
エアコン設置工事がこんなにも大変だとは😲
余談ですが
ヨーロッパには環境活動家や
エコ志向の人が多いです。
エネルギー消費が激しい冷房に抵抗がある
というのもエアコンが普及しない理由の1つかもしれないですね!
ではまた!
最後まで読んでいただきありがとうございます!
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