【続・フランスの産後うつ対策】娘との関係を心理カウンセラーに相談しました。【上の子に優しくできない】

みなさん、こんにちは!

前回の記事では

助産師や心理カウンセラーのおかげで

2回目の産後は穏やかに過ごせたという話をしました✨

心理カウンセラーが家に来たとき

実は娘のことも相談していたんです。

息子が生まれてから

娘にイライラしたり

感情的に怒ることが増えました。

わたし

優しくしたいのにできない。

わたし

親として失格だ。

怒ってしまった後は必ず

罪悪感で苦しくなりました。

そんな時にフランス人心理カウンセラーから

言われた言葉に助けられました。

今回の記事について

・2人目が生まれて上の子にイライラすることが増えた
・上の子に優しくできなくなった
・怒った後の罪悪感がつらい

などの悩みがある方へ。

わたしの経験やカウンセラーの言葉が
解決の糸口になれば幸いです!

もくじ

【フランスの産後うつ対策】娘との関係をカウンセラーに相談した話

検索エンジンで「上の子に優しくできない」と打つと

「上の子可愛くない症候群」って出てくるんですよね💦

わたし

この呼称がたくさんのママをさらに苦しめる気がするのですが…

優しくできない=可愛くない

は少し強引すぎるのでは…!

少なくともわたしの場合

長女は変わらず可愛い存在だったけど

意図せずイライラしていた状況だったので

このような検索結果が出てきて落ち込みました💦

産後に起こる心の変化

下の子の誕生は

母親や上の子にとって

わたし

もちろん父親にとっても!

ビッグイベントです!

大きな心の変化をもたらします。

母親に起こる心の変化

下の子に対して

母親は本能的に守りたい

という感情がめばえます。

ベビースキーマという心理現象です。

ベビースキーマ」とは?

・頭が大きいのに対し体が小さい
・手足が短い
・ぷっくりとした顔

といったような特徴に対し
「可愛い」と感じます。

と、同時に

保護したいという本能的な感情を

抱くことを指します。
出典:日本認知科学会

わたしも経験があるのですが

例えば上の子が下の子に触るだけで

反射的に「気をつけて!」など

言ってしまいませんか?

子どもに起こる心の変化

下の子が生まれた瞬間から

上の子が受けていた愛情の半分が

下の子に向けられることになります。

子どもにとってこの現実は強いストレスになります。

親の気を引きたくてわざと悪さをしたり

言うことを聞かなくなるなどの行動が見られることも。

2人目の出産後、長女との関係は?

息子が生まれてから

わたしは多くの時間を息子と過ごすことになります。

タイミングが悪いことに

娘は幼稚園が終わり、夏休みに…

産後1ヶ月から2人をワンオペしなければいけなかったのです。

寝かしつけや授乳のときに

話しかけてきたり

息子にちょっかいを出す娘に

イライラしていました。

だんだんと

「ちょっと待って」が口癖になっていくわたし。

多くのことを我慢させてしまったと思います。

環境の変化によって

長女が抱えているストレス

わたしは受け止められませんでした。

今思えばですが

余裕がなさすぎて3歳の娘に

多くを期待していました💦

わたし

お姉ちゃんだからできるでしょう?

こんな言葉を言っていました。

彼女が望んでお姉ちゃんになったわけでもないのに。

フランス人心理カウンセラーのアドバイス

心理カウンセラーとの面談を通して

わたしの心が楽になれた言葉を紹介します。

母親も人間

怒りたくないのに怒ってしまう

娘にイライラしてしまう

と相談したら

「母親も人間だからイライラすることはあるでしょう」

とまずわたしを肯定してくれました。

だから罪悪感を感じる必要もないと。

心が落ち着いたら「さっきはごめんね。」と謝る💡

上の子だけが受けられる100%の愛

下の子が生まれると上の子は

強いストレスを感じるとお話ししました。

なぜなら親から100%受けていた愛情が

下の子にも向けられるからです。

でも言い換えれば

下の子が生まれる前は

上の子が親の愛情を独り占めしていたともいえます。

これは下の子には経験できないことですよね。

だって生まれた瞬間にお姉ちゃん(お兄ちゃん)がいるんですから。

娘にこのことを伝えたら嬉しそうに笑ったので

わたしも嬉しくなりました。

この言葉を聞いてから

なるべく2人の時間を作るようにしました。

彼女のストレスを少しでも減らせられたら

良い関係が築けると思ったからです。

下の子が生まれる前のように

2人でお菓子を作ったり

ショッピングしたり。

夫や義母に息子を預け

2人の時間を楽しむようにしています!

子どもの意見を尊重する

子どもがご飯を食べたくないとき

親の気持ちとしては

食べて欲しいですよね。

しかしカウンセラーは

子どもが「食べない」と言うなら

その意見を尊重するべき

と言うんです。

ただしお腹が空いても次のご飯まで食べられないことを教えること。

きっと次のご飯前までに

お腹が空くことになるけれど

どうして決められた時間にご飯を食べるのか

学ぶ機会になります。

こんなふうに子どもの意見を尊重し

自我の成長を促すことで

親子関係も改善していくと言われました。

尊重すると決めると

不思議とイライラも減るんですよね!

時には子どもの意思に任せるのもいいかもしれません。

【おまけ】娘に過去の自分を重ねるわたし

ここからはわたしの過去の話も出てくるので

おまけパートです!

わたしの記憶がよみがえる

実はわたし自身も長女なんです。

3歳下の弟がいます。

わたし

同じ家族構成なんですよ!

先述の「ご飯食べたくない」問題で

もう1つ相談したことがありました。

あるとき

お昼ご飯を気に入らなかったのか

食べないというので

わたし

じゃあ食べなくていい!

とお皿を下げました。

すると大泣きしだす娘。

その姿を見てわたしも泣いてしまったんです。

わたしの中で何が起きたかというと

大泣きしている長女に

自分を重ねていました。

思い出したんです。

自分も同じように怒られていたことを。

自分勝手かもしれませんが

自分が実母にされたことと同じこと

娘にもしていると思うと

これ以上娘を傷つけたくなくて

正しく叱ることさえも嫌になりました。

感情的に怒る母の姿は今でもはっきり思い出せます💦

すごく怖かった。

わたしと娘は違う

わたしが娘に過去の自分を重ねて

叱ることが怖くなったことを相談すると

心理カウンセラーは

「あなたが感じたことを彼女が同じように感じるとは限らない」

と答えました。

親子といえどわたしと娘は全く別の人間

あなたが勝手に娘を分身のように感じて

あなたが解決できていない問題

娘に押し付けているだけ。

ハッとしました。

わたしと娘は親子でも育った環境が違います。

物事の捉え方だって違うはずです。

カウンセラー

極端な話、全然気にしていないかもしれないでしょう?

勝手に気持ちを察して悲しくなる必要はないと言われました。

わたしが乗り越えなければならない問題を

娘に重ねていたとは。

実母と自分の幼少期のことを話す機会をつくろうと思います。

さいごに

「上の子に優しくできない」

と検索して落ち込んでいましたが

心理カウンセラーと話すことで

前向きになれました✨

産後1年が経っても

今もなお娘との関係に

たくさん悩みます😅

今日は仲良くできた!

今日はダメだった。

を繰り返す日々ですが

自分を責めないようにしています!

わたしが元気で笑っている

うまくいくことが多いからです。

子どもはだなぁって思うんです。

「わたしが優しいと子どもも優しい」

このことを忘れずに日々過ごします♪

ではまた!

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