みなさん、こんにちは！
突然ですが
転職したいなぁと漠然とした思いがあるわたし。
わたしでも、スキルや資格があるわけじゃないし…
そんなとき
フランスには「CPF（職業訓練個人口座）」というものがあることを知りました。
ご存知でしたか？
フランスで働きながら研修（フォーマシオン）を受けるためのお金が貯められる！
とても便利な口座です。
では解説します！
CPF（職業訓練個人口座）とは？
Compte Personnel de Formation
CPFはCompte Personnel de Formationの略称で
研修を受けるために使える積立口座のこと。
研修以外の目的に使えないお金です。
お金を引き出すことはできません。
CPFの積立金額
積み立てられる金額は
年間の労働時間を基準に計算されます。
フルタイムの労働者は500€/年を積み立てられ
最大5000€まで貯められます。
仕事を退職しても貯めたお金が減ることはありません。
公務員の場合は時間による積み立てです。
国家公務員や地方公務員などカテゴリーによって貯められる時間が異なります。
例えば地方公務員は25時間/年、最大150時間まで。
Service-publique.frで確認できます。
CPFは誰が使えるの？
16歳以上の労働者が対象です。
個人事業主や失業者も使えます。
どんな研修（フォーマシオン）が受けられる？
CPFに積み立てられたお金や時間は
国家資格を取得する
あるいは
仕事に役立つスキルの習得などに使えます💡
例）経理や事務の資格、Webデザイナー、保育士の資格、運転免許など
挙げたらキリがないのですが
あらゆる研修が受けられるので便利です！
※国が認めている研修に限ります。
CPFの使い方
アカウントの作成
Mon Compte Formationにアクセスし
アカウントを作ります。
※作成にはセキュリテソシアル（健康国民保険）の番号が必要です。
個人ページはこんな感じです。
このページでできることは
- 積立口座残高の確認
- 研修の検索
- 研修申し込み
- 他の金銭的援助の情報収集
- 担当者と相談
などです。
受けたい研修があるけどどうしたらいいかわからない方や
自分がいくら持っているのか確認したい方は
まずはアカウントを作って
興味のある資格やスキルなどを検索してみてはいかがでしょうか😊
学校やオンライン研修への応募
わたしはオンラインで研修が受けられる教育機関を選びました。
資料請求をし、その後は電話で研修期間、金額や試験などを確認しました。
CPFを利用する上での注意点
自己負担金
2024年5月2日から
CPFのお金を使用する際に
自己負担金が発生するようになりました。
※ただし100€まで
分かりづらいので例を出しながら補足しますね。
例えば研修費用が1000€かかるとします。
口座にはピッタリ1000€あります。
しかし口座から支払えるのは900€のみ
100€は自己負担しなくてはなりません。
就業中の場合
仕事をしながら研修を受けることができます。
しかし雇用主の許可が必要です。
※勤務時間外に研修を受ける場合は
給料は発生しないので雇用主に知らせる必要はありません。
例えば研修を受けることによって会社でのパフォーマンスが上がるといった場合など
承諾してくれる可能性がありますよね💡
おまけ〜今受けている研修について〜
立ち仕事がだんだん辛くなってきたわたし。
しかし転職活動でアピールできる資格やスキルがない。
悩んだ結果
人事や経理に役立ちそうな
給与管理の資格を目指すことにしました！
わたしでも育休中だから時間が取れないんだよ…。
そこで100%オンラインのフォーマシオンを受けています！
研修は思っていたよりずっと難しくハードな内容。
わたし他の研修にすればよかった…
と少し後悔しているのですが
マイペースに頑張っています✨
最後まで読んでいただきありがとうございます！
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